昨年に引き続き、県立光風病院の渡邉先生の講演会を開催いたしました。
子どものメンタルヘルスについての講演ということで、普段お子さんとかかわりの
ある専門職の方、あるいはご家族の参加が目立ったように思います。身近に起こる
出来事についてつい尻込みしたり、その結果どうしていいかわからなくなったりと
いろんなことがありますが、子どもと真摯に向き合うことで、子どもの声を聞き、
適切な医療機関や、支援機関の協力を得る中で、子ども自身が自分らしく生きて
いけるよう支援することの大切さを学んだように思います。
アンケートの中では、「子どもの心の不調についてはいろんな原因とそれの数だけ
いろんな症状があることが伝わりました。」「とても分かりやすかった」
「本人支援とともに家族支援も必要」「連携の大切さを感じた」などいろんな意見
を頂きました。一方で、「もっと掘り下げてほしかった」「事例検討など具体的な
内容が聞きたかった」などの意見も目立ちました。三田市精神障害者支援
センターでは、今回の講演が皆さんにいろんなことを考えていただく契機とな
ればと思っています。これからも講演会を通じ、横の連携やまた一歩進めた
ソーシャルアクションなども考えていければと思っています。
最後に、会場設営や、広報面での主催者側の不備がありましたこと、この場を借り
てお詫びいたします。今後皆様方にはより快適に講演を聞いてもらえるよう努力し
ていきます。ありがとうございました。 (藤田)