12月25日クリスマス会&餅つき大会
あすなろ恒例の年末行事、餅つき大会。みんなでよいしょ、よいしょ
と掛け声をかけて、もち米30キロを見事につきあげました!!あす
なろで収穫した食べるおろし大根餅。きな粉をまぶして食べる安倍
川餅。どちらも柔らかくて美味しかったです。
新鮮組のメンバーたちも代わる代わるに餅つきを行い今年一年の仕事納めでした。
つきあがったお餅はそれぞれ少しづつですが、持って帰ってもらいました。
お正月には食べてもらえたかな???餅つきが終わった後の後片付けも
みんなで一緒にして、一年の作業が終了しました。お疲れさまでした。
新鮮組新年会
新鮮組も今年で6回目の新年会を迎えることが出来ました。メンバーさんも
開設当初からの方が多く、チームワークもよくお互いに助け合いながら作業
されています。新年会では各自、今年の抱負を言ってその後はお雑煮や
お菓子を食べながらひと時を過ごしました。
今年も種植えから、苗付け、収穫と1年を通じて季節に合わせ、収穫に向けて
作業に頑張っていきます。昨年は初めてお米を作り、購入していただいた方
には美味しいと評判で、再度購入していただいております。
今年も美味しい野菜を沢山収穫できるよう、新鮮組メンバー一同頑張ります。
新鮮組研修旅行に出発!!
2月19日(金)『新鮮組』の研修旅行に姫路方面に出かけます。
姫路にある『NPO法人 はりま福祉会』の施設にお邪魔して、施設見学をさせて
いただきます。施設では飲食店の接客、食器洗い、掃除などや、オリジナル商品
の販売、又農作業などを行っておられます。新鮮組のメンバーも、施設見学を
させていただいて、自分たちの作業に刺激になればと思います。帰りには施設
近くにある姫路城に寄り、新しくなった姫路城の見学もして来ようと思っていま
す。
次回の新聞には研修旅行の報告もさせていただきます。
ピアサポN君のピュアな散歩話 第10弾
障害を負う当事者にとって何よりも嬉しいことは、この社会の一員として仕事を
持ち、ある一定の役割と責任を与えられることにより、生きがいと誇りを持つ
ことであり、それはそのまま当事者にとっての幸せにもなり、それを究極の
目標にさえする仲間が居たりもします。理想を言えば、全ての障害者に何ら
かの仕事が割り当てられるという形はとれないものか、と思うのですが、
現実にはそう簡単な話ではありません。仕事を持つことができない苦しみ、
社会で役に立っていると実感できない哀しみ、することが無いもどかしさ、
つらさ、寂しさ、そういったようなことをピアサポーターたちは実際に経験して
来た過去を持っています。
精神科病棟に暮らす患者さんたちのつらさ、苦しみを想像の中だけで理解
しようとしても、また聞きづてで人に伝えようとしても、本当のところの部分は
何にも伝わりません。閉鎖病棟内のいたる所をへだてる鉄の扉がガチャンと
閉まる音と看護人の腰にぶら下がるたくさんの鍵がガチャガチャなる音、
その意味するところは、同じ音であっても患者として耳にする音とそうで
ない者の耳に響く音では全く違ったものである、という事を、まさに実感として
理解できているか否か、という点で、ピアサポーターという役割の存在価値も
ますますクローズアップされて来るのではないかと、私には思えるのです。
いじめを受けたり、疎外された者にしか解らない本質的な人間の愛、優しさ、
心の痛み、それらは学校でどんなに一生懸命教えてもらっても勉強しても
「身につく」というものではありません。
誰もが実現させたい理想は、互いに思いやる、助け合いの温かい「地域社会」
ですが、その第一歩としては、まず「理解する」或いは「分かろうと努力する」
ところからだと思います。当事者の声を聞く機会がもしありましたら、
ぜひ耳を傾けてみて欲しいと思います。 (N)
ピアサポーター出張公演
団体、サークル、学校、会社関係者の皆さま!!
精神障害当事者が出張講演いたします。
■ 出張地域:市内(市外については応相談)
■ 対象:市内地域団体、福祉サービス事業所、学校、会社などの団体
■ 開催人数:5人程度から百人単位
■ 日時:平日9時~17時(その他の日時については応相談)
■ 申込み:原則、講演開催の1ヶ月前までに申込み
■ 講師:あすなろ相談支援事業所職員および精神障害ピアサポーター
■ 団体や対象に合わせて調整させていただきます
三田市精神障害者支援センター ℡ 079-556-5075 FAX 079-556-5275